2011年11月25日(金)午前
大学にある女学院資料館へ調査に行きました。「8月6日の転校生」のための調査です。
被爆前と被爆直後の女学院の写真や当時の制服を調べることを目的としましたが、職員の西原さんが熱心に協力してくださいました。
歴代の制服も再現されていました。真ん中のもんぺとセーラー服を組み合わせたものが、被爆当時の女学院の制服だそうです。白いスカーフが女学院生であることを示しています。
この制服を何とか再現して撮影をしたいと考えています。大学の宗教センターに相談したところ、なんと演劇用のもんぺがありました!あとは、エーラー服の上半分を用意すれば、何とか原爆投下時の女学院生の姿が再現できます。
この制服を何とか再現して撮影をしたいと考えています。大学の宗教センターに相談したところ、なんと演劇用のもんぺがありました!あとは、エーラー服の上半分を用意すれば、何とか原爆投下時の女学院生の姿が再現できます。
被爆直前の高等女学校部の校舎とチャペルの写真です。
左の写真は、チャペルでの礼拝の様子。8月6日の8時15分、礼拝が終わって生徒が退出をはじめた時、原爆が炸裂しました。
ちょうどチャペルから外へ出たところで被爆した生徒、倒壊したチャペルの下敷きになった生徒・・・・短い時間の違いで、被爆のしかたはそれぞれ違いました。
左の写真は、被爆直後の女学院校地の様子です。天皇の写真を収めていた建物だけが残っています。
上幟町の被爆直後の写真は非常に少なく、女学院資料館に展示してある2枚だけしか把握できていません。他に被爆直後の写真の所在をご存じの方は、是非教えてください。(矢野)