2011年8月6日(土)13:30~
広島女学院中高では、平和記念礼拝が行われました。中1・中3・高2が参加。
礼拝の,例年は被爆者が語られる部分で、アーカイブリーダーの室田さんのスピーチと渡邉先生のデモンストレーションがありました。高校2年生のスピーチと大学教員でヒロシマ・アーカイブの主催者のデモという組み合わせは、礼拝として冒険だなと危惧しながらプログラムを組みましたが、結果はとても良いものでした。
高齢化によって被爆者の証言がうかがえなくなりつつあるこの先、伝承者たちのメッセージが礼拝で語られるようになるのは必至。その先駆け的な礼拝でした。
7月10日の資料館での記者発表、国連大学でのデモンストレーションに続き、8月6日の広島女学院での発表が一応の大きな区切り。さすがの渡邉先生も、礼拝前かなり緊張しておられました。しかし、礼拝を終えた時、大きな仕事を為し終えた人特有の充実した表情をしておられました。
下は、この礼拝に出席してくださった盈進中高の皆さんとのお別れ前の記念写真。
この夏もたくさんの友情が生まれました。若い人たちの柔軟な感性がうらやましい・・・(矢野一郎)