2011年8月7日日曜日

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★街頭署名活動と渡邉先生デモンストレーション(20110805)

2011年8月7日日曜日 22:10
2011年8月5日(金)

この日、「核廃絶!ヒロシマ・中高生による署名キャンペーン」の街頭署名活動が行われました。

7月30日の結団式(松井広島市長、リーパー平和文化センター理事長来校)から始まった街頭署名活動には、福山盈進中高・沖縄尚学高校・修道中高・城北高校、広島学院高校・AICJ、そして広島女学院高校から、延べ400人近くの中高生が参加しました。このキャンペーンの実行委員のほとんどはヒロシマ・アーカイブの制作メンバーで、署名実行委員長はアーカイブ・グループの副リーダー、アーカイブ・グループのリーダーは署名実行委員会の副委員長です。


この夏は、7月30日・31日と8月4日・5日に合同の街頭署名をしました。昨年度までの3年間で約13万筆を集めました。今年は5万筆を目標に活動していますが、この夏の街頭署名では、とりあえず1万筆を目標にしました。

みんなとてもがんばり、3日半の合同署名では、1万2千筆以上の署名を集めることができました。協力してくださった皆さんに感謝いたします。

夏休み中、この合同街頭署名活動の他、各校で独自の街頭署名活動をします。また、世界中の方から署名が送られてきます。

ちなみに、この署名は平和市長会議を通じて国連に提出され、国連の常設展示となっています。
http://www.mayorsforpeace.org/jp/topic/2011/110328_CANTtenjiUN/110328_CANTtenjiUN.html



さて、この日の広島に渡邉英徳先生の姿がありました。署名活動に集まっている中高生に対して、ヒロシマ・アーカイブのデモンストレーションをしてくださったのです。






下の写真はその画面。現在の広島女学院の上空に多くの被爆者のお顔が浮いています。この方たちは、広島女学院で被爆した方たちです。それぞれのお顔をクリックすると、その方の被爆証言が閲覧できるのです。

このように、グーグルアース上の各被爆者の被爆地点にその方の顔写真があり、その顔写真をクリックすると被爆証言の文章や動画が閲覧できるようになっています。



このデモンストレーションはTBSの取材を受けました。その後広島市内を歩いた渡邉先生は、さっそくパルコ前で街頭署名に協力してくださいました。そのまま西へぶらぶら歩いて、被爆建物でもあるアンデルセンで遅めの昼食を済ませ、平和公園へ向かいました。広島の町並みと建物について、渡邉先生は並の広島人よりはるかに詳しくて驚かされますが、アーカイブ制作者としての入魂ぶりを思うと、それも当然のこと。

平和公園でも中高生たちが署名活動をしていました。女学院のアーカイブメンバーは、アーカイブ制作のための取材に関わらせていただき、実際に核兵器廃絶を訴える署名活動にも力がはいるようになりました。

昼間の活動の後、マツダ・スタジアムの巨人戦ピースナイターでパフォーマンスを行い、さらに合宿。

高校生のタフさに脱帽。(矢野一郎)