今日は中学生の演奏による被爆ピアノコンサートを開催しました。
最初に登場したのは中学合唱部。今年のコンクールの課題曲『証』を歌ってくれました。もちろん被爆ピアノの伴奏です。合唱部による演奏は、訓練の行き届いた素敵な演奏でした。
なお、合唱部顧問で指揮者の福岡先生は、1週間のコンサート全体の演奏者とプログラムを考えてくださいました。どのコンサートも大成功でしたが、演奏者とプログラムを決める作業はとても大変なものです。緻密な計算があってこそのコンサートなのです。
さて、この日のピアニストは中3の住田琴海さんです。曲目は「黒鍵のエチュード」(ショパン)と「ラ・カンパネラ」(リスト)。まさに超絶的な演奏で、あっけにとられているうちに、あっという間に演奏が終わりました。それにしても住田さんは恐るべき中学生、将来が嘱望されます。これからピアニストとして順調に成長されることを祈ります。
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この日は、忙しい昼休みにもかかわらず、300人以上の聴衆がつめかけて、同じ中学の仲間のすごい演奏に耳を傾けていました。
とても素晴らしい昼休みを過ごすことができました。
(矢野一郎)